検索エンジンとMicrosoft Rewards(マイクロソフトリワード)
今回は以前紹介したMicrosoft Rewardsとそれに関連した検索エンジンがテーマです
普段、何気なく使用している検索は使用するエンジンにより結果が異なります
今回は各エンジンの特徴をまとめます
検索エンジンについて
検索エンジンとはユーザーが検索したキーワードに対して、関連性の高い情報を提供するシステムのことです
検索窓に調べたい言葉を入力すると、検索エンジンがその言葉に関連する情報を持つWebページ(ホームページ)を
データベースから探し出し、関連性に基づき表示してくれる仕様のことをいいます
通常Webページを作成するときにはメタタグといわれる検索にひっかかりやすい言葉をあえて入れておきます
そうすることによって、検索したときに表示されやすくなるのです
検索時に広告のページが上位に表示されているのはメタタグというより、広告枠の入札単価が高い順が多いです
検索エンジンには10種類以上ありますが、主に使用されているのは3つです
1番は圧倒的にGoogle、2番目にYahoo、3番目にBingとなります
海外では9割以上がGoogleを使用しているのが現状です
同じワードで検索しても表示される結果はそれぞれのエンジンで異なります
例として「電卓」というワードで検索をしてみてください
・ヤフー検索
・グーグル検索※設定を変更していなければChrome(クローム)で検索しても同じです
・Bing検索※設定を変更していなければEdge(エッジ)で検索しても同じです
多機能という意味では、やはりGoogleが使いやすいと思います
ヤフー自体は検索というよりも、いろいろな情報やサービスをまとめて表示するポータルサイトとしての側面が大きいです
特徴としては、直接知恵袋の検索ができたり、X(旧ツイッター)でリアルタイムにつぶやかれていることの検索に特化しています
2024年7月現在、ヤフーの検索エンジンはgoogleをベースとしているのですが、Yahoo!独自の調整が行われているため、
Google検索とは異なる結果が表示されることもあります
また、Yahoo!はユーザーの行動履歴や地域情報などを重視し、より個人個人にあった検索結果を表示するといわれています
Googleの検索画面は無駄のないシンプルな設計です
そのうえ音声検索も、Googleレンズを使った類似画像検索も可能です
※詳しくは2023年度9月16日/21日分を参照
グーグルの検索ではWebページの相互リンク構造を分析し、情報の重要性を判断しています
また、GoogleはAIや機械学習を積極的に取り入れ、精度を高めるためのアップデートを頻繁に行っています
Googleと同様、音声検索や画像検索が可能です
特徴はCopilot(コパイロット)というAI検索をいち早く搭載したことにあります
これによって対話型の検索が可能になりました
また、動画検索に最適で、サムネイル(小さい画像)が大きくプレビュー再生が可能です
そして検索ごとにポイントが貯まるというMicrosoft Rewardsがあります
ただ、Googleほど精度が高くないと感じます
■補足■
BraveブラウザもGoogleの検索エンジンを使用しています
独自エンジンを搭載していますが、広告が少ないという面で非常にシンプルで見やすくなっています
また検索は匿名で個人情報を収集することがありません
安全な検索
個人情報を収集されない比較的安全な方法として、ブラウザのプライベートモードを使う方法があります
これはほとんどのブラウザに搭載されている機能で、履歴、フォームに入力した内容、Cookieなどが保存されません
起動はブラウザの設定部分をクリックすることでモードを切り替えることができます
・Chrome・・・設定→新しいシークレットウィンドウ(CTRL+SHIFT+N)
・Edge・・・設定→新しいInPrivateウィンドウ(〃)
・Brave・・・設定→新しいシークレットウィンドウ(〃)
・Opera・・・メニュー→新しいプライベートウィンドウ(〃)
スマホ版のシークレットウィンドウは以下の通り
・Chrome・・・タブボタン→シークレットモードのボタン(帽子と眼鏡のアイコン)
・Edge・・・タブボタン→InPrivateボタン
・Safari・・・タブボタン→プライベート
・Brave・・・タブボタン→プライベート
Microsoft RewardへのリンクMirosoft Reward(マイクロソフトリワード)

Mirosoft Rewardは主にEdgeブラウザで使用されている検索エンジンのBingを使用して検索したときに
自動付与される ポイントのことです
他にもマイクロソフトのストアでのパソコンやゲーム関連品などを購入することでもたまりますが、基本的にはリワードのページで
いろいろなアクティビティに参加したり、検索をすることでたまっていきます
アクティビティはクイズやパズルのようなものから、クリックのみで完了するものなどです
たまったポイントはアマゾンギフトカードや楽天ポイントなどに交換ができます
アマゾンギフトカードであれば、チャージしたポイントの有効期限は10年で、楽天はポイントの増減が1年なければ消滅します
また、楽天ポイントは期間限定でお得に交換できる時がありますが、その場合は半年になります
検索で得られるポイントは1回3ポイントで1日の上限は10回30ポイントになります
蛇足ですが、一か月に500ポイント以上獲得すると レベルが上がり、一日の獲得上限がPCの検索で90ポイント、
モバイルの検索で60ポイントになります
なお、Chromeブラウザを使用している人でも、検索エンジンをBingに変更してしまえば検索でポイントが付与されます
変更した後、一時的にGoogle検索を使いたいときは上記リンク先のGoogleのスタートページから検索すれば可能です
※Chromeの設定→検索エンジン→変更→Bingを選択→デフォルトに設定
<注意点>
Bing検索を使用するブラウザでは必ずマイクロソフトのアカウントでログインをしておいてください
ログインをしていない状態で検索してもポイントはたまりません
■補足■
もともと検索でポイントがたまるというシステムを始めたのは楽天のRakuten ウェブ検索です
現在も検索で自動的にポイントがたまります
楽天ポイントを得るためにはRakutem ウェブ検索のサイトから検索をするか、ブラウザの検索エンジンの設定を
Rakutenに変更してしまうか、拡張機能で楽天の検索バーを入れることです

だいたい5回検索で1ポイント(1円)です
※楽天IDでのログインが必要です
Microsoft Rewardsは10ポイントで1円ちょっとの換算ですが、1日の自然にたまるという意味ではBing、
交換の手間なく楽天ポイントを貯めたいのなら楽天を使うのもいいかもしれません
なお、楽天にはRebatesという買い物でポイントバックされるサイトがあるので、そちらを併用するのも
よいでしょう
