コード決済
今回はPayPayで実際にコード決済を使用する方法を説明します
他の支払いでも基本は同じなのですが、不明な点は各公式サイトで確認をお願いします
また質問があったチャージや不正利用に関するセキュリティの問題に関してもペイペイ側から回答をいただいておりますので
一緒に記載しておきます
ペイペイには2つの支払い方法があります支払い方法とチャージ
切り替えはホームにあるバーコードの右か左をタップします
1.残高払い(赤い画面)
ポイントは少ないですが、一番安全な支払い方法です
チャージはペイペイのクレジットカード、ローソンとセブンイレブンのATM、銀行口座からできます
ソフトバンクやワイモバイルの利用者は通信代からの請求もできるようです
銀行口座の場合は決済用の口座を作っておいて少額のみ入れておけば、残高を超えてのチャージはできません
チャージ用の銀行口座登録は
アカウント→支払い方法の管理→チャージ用銀行口座の追加
※銀行口座やクレジットカードからのチャージを利用するには本人確認が必要です
2.後払い/クレジット払い(青い画面)
ポイントが倍もらえること、1000円単位のチャージと違い残高に端数がでないこと、スクラッチチャンスなどの
キャンペーンに参加できることが利点となります
また税金を払う時に使う請求書払いも後払いでないと利用できません
個人的には残高を気にせず使えることもあり、ほぼこちらを使用しています
■PayPayのホーム画面
支払い方法を切り替えるには
バーコード右の「クレジット」または
「PayPay残高払い」をタップする
ホーム画面にQRコードが表示される
ようになったので、「支払う」をタップしなくても支払いが可能
赤いバーや青いバーの部分には
よく使う機能が集約されています
■画面下のタブメニュー
1.ホーム
起動したときの画面
2.近くのおトク
クーポンやスタンプカードなど
3.支払う
支払いの画面を表示したいとき
4.ウォレット
残高や入出金額などの確認
5.アカウント
使い方の変更をするとき等に使用
決済方法と支払い方
1.ストアスキャン型
カインズのように客側がQRコードを提示して店舗側の端末で読み取る方法で、大型店ではこの方法が多いです
下の画像はカインズとベイシアの決済方法を説明したものです
使用できるコード決済の種類と端末のかざし方が書いてあります
バーコード決済の時はポイントカードの時のように、バーコードリーダーで読み取ってくれます
セブンイレブンなどのコンビニはこのタイプが多いです
最近はセルフの支払い機も増えてきましたが、この場合も指示に従いカメラにかざします
2.スキャン型
お店にQRの読み取り用のQRカードスタンドがあるのが目印です
個人商店に多い支払い方法です
■支払い方
1.ホームの「スキャン」か下の「支払う」をタップします
2.「スキャン」の場合はそのままカメラが起動、「支払う」をタップした
場合は画面下の「スキャンして支払う」をタップしてカメラを起動させる
3.QRコードを読み取ると金額入力画面に変わる
4.レジの人が金額を言うので、その金額を入力
※入力後金額が反転します
5.確認してもらい、「支払う」をタップ
その他の機能
1.送金機能
家族や友人に手数料なしで送金することができます
ポイントに変換され送られますが、PayPay銀行なら無料で、他行なら100円で出勤することもできます
※付与されたポイントは送金できません
2.投資機能
付与されたポイントを投資にまわす機能です
運用で増えたポイントは好きな金額だけ引き出すことができ、支払いに使用することができます
※「支払う」→「PayPayポイント」をONに
カスタマーサービスよりいただいた回答を基に表にしてみましたセキュリティ
ポイント面ではマイナスですが、やはり決済用の銀行からチャージするのが安全性が高いと考えられます
とはいえ、紛失・盗難の際の対策もありますので、カードや銀行を利用するのもありだと思います
支払い方法 残高払い(赤)
決済時の上限(24時間/30日間)PayPay残高+本人認証未設定 50万/200万 青いバッジ+本人認証設定済みクレカ 25万/25万 本人認証設定済みクレカ 2万/5万 本人認証未設定クレカ 5,000円/5,000円
支払い方法 PayPayクレジット(青)
決済時の上限(24時間/30日)PayPayカード+本人認証未設定 10万/10万 PayPayカード+本人認証設定済み 50万/200万
※青いバッジはアカウントの自分の名前に青いチェックがある場合
※本人確認はアカウントをタップして、マイナンバーカードや運転免許証などで認証
※後払いの場合はPayPayカードが必須のようですので、他のカードを使いたいなら他のコード決済がおすすめです
(今年の夏に他社のカードも使えるようになるかもしれないとのこと)
■追記■
上限額は自分で利用可能額を変更することができます
アカウント→利用可能額の設定→支払い・友だちに送る・チャージなどのチャージの設定したい金額を選択
端末をなくした場合はペイペイに連絡して利用制限をかけてください
・携帯電話紛失・盗難専用窓口
0120-990-633(24時間365日対応)
不正利用の事例と対策
1.フィッシングメール
SMSを利用してPayPayの偽サイトに誘導され、支払いを促される
税金や携帯料金の未納、アカウントがロックされるまたは不正利用されたなど
2.送る、受け取る機能を利用した詐欺
SNSなどでの個人的な売買や、PayPay当選などの偽サイトへの誘導、募金を募る
通販サイトで商品を購入すると、欠品を理由にQRコードなどの「コード決済で返金する」と連絡が来るなど
※LINEに誘導されるケースが多いようです
3.QRコードを偽装するステッカー詐欺
店頭に掲示されたQRコードを偽のQRコードに差し替えることで、売り上げを盗む手口
QRコード部分に張り紙がしてある場合は注意
スマホや店舗側端末に都度QRコードを表示するタイプでは、短い有効期限が設定され、悪用できない仕組みになっている
同様に支払い画面を表示したままスマホを持っていると、後ろから写真を取られ悪用されるケースもありました
現在は5分で自動更新されますし、残り時間の横をタップで手動更新もできます
コード決済ではないですが、QRコードで入場できるチケットなどでは他人に読み取られる危険性があります
QRコード決済詐欺体験用リンク
自分の端末ではチェックできないため未検証ですが、こんな感じで簡単に誘導して振り込ませることができます
■対策■
不用意にSMSやメールのリンクはタップしない
個人間の売買はなるべくせず、公式サイトやオークションサイトを利用する
個人的にはアプリを開くのにパスワードを必要とするのも良いと思います
iPhoneでは長押しで顔認証がかけられます
AndroidでもiPhoneでも使える「AppLock」のようなアプリの使用もおすすめです
前回も書きましたが紛失、盗難の際はまず遠隔でロックしてください
Apple WatchにはiPhoneが手元から離れた時に通知する機能があります