フリック入力

  
    木曜日のクラスで前のクラスで説明していたフリック入力に興味を持たれた方が多かったので、急遽内容を追加しました
    レッスンに参加されて設定を変更された方には必要ないかもしれませんが、今後機種変更したり、人に聞かれることもあるかと思いますので、
    補講としてページを追加しておきます 



スマホの入力

  スマホの文字入力の方法としては4通りあります
  
  1.トグル
    ガラケーの時代に一般的に使われていた入力方法です
    「あ」の行だと、1回押すと「あ」、2回押すと「い」、3回押すと「う」になるという打ち方です
    タップする回数が多くなるため、スマホには不向きな入力方法です

  2.フルキー
    パソコンのキーボードと同じ配列なので、パソコンを先に覚えた人に多い打ち方です
    キーボードの配列になぞらえて「QWERTY(クワーティ)入力」ということもあります
    パソコンと同じように日本語を打つ時にはローマ字入力、英字を打つ時は直接入力を使います
    パソコンに慣れ親しんだ人であれば新しい入力方法を覚えなくてもよいのがメリットです
    デメリットとしては、スマホの画面が小さくキー自体も小さいため押し間違いが生じやすいことです
    これを解消するため、ワイヤレスのキーボードを接続している人もいます

  3.音声
    マイクをタップして音声で入力する方法です
    音声認識の精度も上がっていますし、手が離せない時などは便利です
    ただ、はっきり発音をしないと誤変換が増えるのがデメリットです


  4.フリック
    一般的にスマホの入力で使用される方法です
    デジタルネイティブと言われている世代の人たちは、ほぼこの入力方法を使用しています
    予測変換も効率よく使えるため、パソコンのキーボード入力よりも速いです(フリックも両手打ち)
    日本語を入力するときはひらがなのフリック、英字のときは英字のフリックに切り替える必要があります
    英字は使う頻度はさほど多くはないので、個人的には日本語の時はフリック、英語のときは直接入力を使っています

    画面はトグル入力の時と同じですが、上下左右にフリックすることで同じ行の文字が一度で入力できます
    例で言うと、「な」をタップすれば「な」と表示されますが、この時左に払うと「に」が、上に払うと「ぬ」が
    右に払うと「ね」が、下に払うと「の」が入力されます
    トグル入力で「の」を入力するには5回タップする必要がありますが、これなら一度ですみます
    
※例えば「ね」を打つのであれば、「な」にしっかり指を置かずに右にサッと指を動かせばOKです
    
       



フリック入力の設定

  フリックではトグルと同じキーボードを使用するため、「はは」のようにア行の同じ文字が連続している場合、
  素早く2回「は」をタップすると、「はは」ではなく「ひ」になってしまいます
  少し間を置いて打つか、一度確定してしまう方法もありますが、設定を変えることで連続して入力することができます
  フリックに慣れてくるほど不便に感じるようになるはずなので、設定を変えておくことをおすすめします


  ■iPhoneの場合
   1.設定アプリを起動する
   2.一般をタップ
   3.キーボードをタップ
   4.スクロールした下の方にある「フリックのみ」をオンにする

  ■Androidの場合
   1.設定アプリを起動する(歯車のアイコン)
   2.スクロールしてシステムをタップ
   3.言語と入力をタップ
   4.画面キーボードをタップ
   5.Gboardをタップ  
※右のオンオフスイッチではなく文字の部分
   6.言語をタップ
   7.日本語12キーをタップ
   8.一番下にある「フリックのみ」をオンにする

   5のキーボード選択画面でGboardではない他のキーボードが表示されているときもありますが、
   その時は一番上に表示されているキーボードを選択してください



        
 
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