国税庁のフィッシングメール

  

フィッシングメールの判断方法

  
     

   先日国税庁から届いたメールです
   httpsから始まる青字のアドレスは国税庁のものです
   内容的にメールの有効期限が短すぎるのがひっかかります
   アドレスを選択し、右クリックでリンクのアドレスをコピーし、ワードやメモ帳に貼り付けると、以下のアドレスになりました
   https://kejinkqn.com/
   全く国税庁と関係のないアドレスです
   また、Fromの送信者の名前をタップすることで、送信者のアドレスが表示されます  

 

   次に「メールの認証情報」ではPASSですが、ドメインのcnは中国ですので、日本の国税庁からというのは齟齬があります
   

 

   さらに詳細ヘッダーではurlの部分にさっきのリンク先のアドレスが見えます
   また、エラーなどで届かない時の戻りアドレスには、先ほどの中国のドメインが使用されているのが読み取れます



スマホのメール

     SMSは詳細情報の表示ができないため、アドレスや電話番号などで判断するしかありません
    上で説明したようにアドレスの偽装はできてしまうので、正しいアドレスであれば似たようなメールがないか検索したり、
    送信元の会社に問い合わせるなどの対策が必要です

    iPhoneのメールは送信者をタップすれば、送信者のアドレスが表示されます
    スマホ版ヤフーメールは認証情報の確認ができます
    また、パソコン版同様に送信者をタップすれば、送信先のアドレスが表示されます

    Gmailであれば、ToのVのあたりをタップすれば、送信者のアドレスが表示されます

    携帯会社独自のメールアプリなどはご相談ください
 
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