健康管理

   
  12月は年賀状作成をする方もいらっしゃるので、少し軽めのテーマでいきます
  私事になりますが、講座を受講されなくなった方からお声がけをいただくことがあります
  その中に、今まで使用していた歩数管理ソフトがサービスを終了したため、それと同じようなものを
  エクセルで作ってほしいとの依頼がありました
    
  講座ではパソコンやスマホを使いますから、今回はもっと便利な活用方法を紹介したいと思います
 


歩数管理

  スマホ自体にもiOSには「ヘルスケア」、Androidには「Google Fit」という健康管理アプリがはいっています
  そのため、スマホを持ち歩いている間は歩数としてカウントされます

  ただ、いつも身に着けているわけではないので、その点ではスマートウォッチやスマホ連動型万歩計を使用するほうが
  正確性が高いと思います
  万歩計もスマホ対応のものだと、スマートウォッチのほうが安いです
  腕につけるのが好きではない方は、足首につける、ベルトを外してネックレスや懐中時計にする、ナースウォッチにする
  カラビナをつけてベルトやチャックにつけるなど方法はあります(心拍などは測れませんが…)

  また、以前紹介しましたが、歩くだけでポイントがたまるアプリもあります
  歩数の記録もちゃんとしてくれますし、一石二鳥です
  特に「Tヘルスケア」というアプリは時々アプリを起動するだけで、手間がかかりません
  1年で数百円という感じですが、たまったポイントはツタヤポイントに交換でき、ウェルシアで使用できます

  また、「Coke on」も起動は週1くらいなので、お手軽です
  ただし、一週間に3万5千歩歩く人でないとポイントは増えません
  たまったポイントはコカ・コーラの自販機でドリンクと交換です

  他は歩いたポイントを使って広告を見るとポイントが増えるというシステムです
  「トリマ」などが代表格ですが、毎日歩数がリセットされるため、面倒に思われる人も多いです
 

  

健康管理グッズ

  
  スマホの普及とともに、様々なデジタルグッズが登場しています
  スマホで健康データを管理できる製品の一例をあげておきます

  1.スマートウォッチ
    筆頭はやはりスマートウォッチです
    心拍数、ストレス、睡眠の質、歩数、消費カロリー、血中酸素、血圧、体温など、機種によって違いますが
    つけているだけで、自分の健康状態がわかります
    付加価値として、スマホに来た着信やメッセージの表示、天気、コンパス、アラーム、ストップウォッチ、懐中電灯
    音楽、スマホを探すなど、多種多様な機能が搭載されています
    価格帯はAppleの製品で3万~5万円台位から、他のメーカーであれば2,000円台くらいからあります
    iPhoneの人はアップルウォッチが設定も連携もスムーズですが、バッテリーの持ちが悪いのがネックです
    アップルウォッチ以外の製品でも専用アプリをインストールすれば使用可能です
    
    

  2.体重計
    最近の体重計もWi-Fi(ワイファイ)やbluetooth(ブルートゥース)を使用してスマホと連携する製品が
    かなり増えてきました。
    体重計には体組成計が内蔵されているものも多く、体重以外にも体脂肪、内臓脂肪、骨格筋量、BMI、
    骨量、水分量、体脂肪率、基礎代謝量などが計測され、スマホにデータとして一括送信されます
    送信されたデータはグラフとして見ることもできるため、自分の体の状態がわかりやすいです
    価格帯は国産のタニタやオムロンなどは、5千円台位から、Amazonあたりで手に入る安価なものなら
    その半額程度で手に入ります
    

  3.血圧計や体温計
    血圧や体温を測れる機能のあるスマートウォッチもありますが、正確な数値で管理したい場合は専用の製品を
    購入されたほうが確実です
    計測すると同時にアプリにデータが送られるので、メモを取る手間が省けます



健康管理アプリ

    1.ヘルスケアとGoogle Fit
      すべてのiPhoneには「ヘルスケア」、すべてのAndroidには「Google Fit」というアプリが入っています
      歩数に関しては、持ち歩いている間だけの計測にはなってしまいますが、

      ■ヘルスケア
       iPhone専用アプリ
       先日のアップデートでメディカルIDへの登録を促されます
       緊急時にロック状態でも、血液型や年齢、アレルギー、緊急連絡先などが表示される機能です
       
       使い方としては「概要」をスクロールしての「すべてのヘルスケアデータを表示」をタップすると、
       計測データの一覧が表示され、詳細が見れます
       うつ病リスクでは質問に答えることで、心の安定性を測ります

       表示されていないデータはスマートウォッチや体重計と連携させることで表示できるようになります


      ■Google Fit(グーグルフィット)
       Androidのアプリですが、iPhoneにもインストールできます
       Google Fitでは1分間の呼吸数と心拍数はカメラを使って計測できます
       ※ホームをスクロールすると表示されます

       基本的にはこちらもスマートウォッチと連携させることが推奨されており、Fitbit(フィットビット)との
       相性がよさそうです

     
     2.おすすめ健康管理アプリ
       健康管理アプリでよくダウンロードされているものは、アプリ内課金のものが多く、カロリー計算などができる
       アプリ以外は、スマートウォッチや体重計で記録できるものが多いので、そちらの利用がおすすめです
       アプリ内課金でよく使われているアプリは「FiNC」、「あすけんダイエット」などが有名です

    
     3.医療系サイトとアプリ
       ■e-ヘルスネット
        Homepage Listでも紹介しましたが、厚生労働省のサイトで、正しい健康情報をわかりやすく伝えるのが
        コンセプトのようです


       ■ユビー
        名前を見ただけでは何のサイトか全くわかりませんが、AIを使った病気の診断ができるサイトです
        AIが生成した質問に答えることで、色々な情報から病気を予測してくれます
        個人的には一時はやったAkinator(アキネーター)を思い出しました
        ※Akinator…自分が思い浮かべている人をランプの魔人というAIが当てるゲーム

        登録なしで無料で使用できますので、気軽に使用できます
        使い方はトップページをスクロールして、「Web版」をクリックします
        アプリ版もあるようですが、今回はパソコン版のリンクをはりました
        
        次に「同意して症状を答える」をクリック
        あとは質問に答えていくだけです
        診断終了時に登録を促されますが、しなくても大丈夫です(使い続けそうならした方がよさそうですが)
        症状に合いそうなおすすめ病院を表示してくれる機能もあります


       ■EPARK(イーパーク)くすりの窓口
        処方箋をネットで送り、近くの薬局で受け取ることができるサイトです
        門前薬局が混んでいるときなどは買い物ついでに受け取りができるため便利です
        今回はWEBサイトのリンクを貼りましたが、処方箋をカメラで撮影して送るため、スマホアプリのほうが
        使い勝手はよいと思います
        



        
 
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