音声アシスタント


  音声アシスタントとは、情報を提供したり、特定のタスクを実行したりする、スマートフォンなどの音声で反応(起動)する
  ソフトウェアのことです
  パソコンでは「Cortana(コルタナ)」,iOSでは「Siri(シリ)」、Androidでは「Google Asistant(グーグルアシスタント)」
  Amazonのスマートスピーカーでは「Alexa(アレクサ)」が音声アシスタントになります

  以前は精度が悪く、役に立たないことが多かったのですが、近年はAIの発達により、だいぶ精度が向上しています


   

パソコンの音声アシスタント

 1.Cortana(コルタナ)
  Windows10が発売されたときに、搭載された機能です
  画面左下の検索ウィンドウ横にある○印をクリックで起動ができます
  音声で検索してくれるのはよいのですが、精度や機能はイマイチです


 2.検索サイトでの音声検索
  ■Google
   ヤフー検索では音声は使用できませんが、グーグルの検索ページでは音声検索が使用できます



   音声検索は、マイクをクリックすると、「お話しください」と表示されますので、そのままパソコンに向かって話します
   画像検索は写真をアップロードすると、何の画像なのかとか、どこのサイトのものなのか調べてくれる機能です
   
※スマホではグーグルアプリなどでできます(また機会をみて説明します)


 3.web版Officeによる音声入力(ディクテーション)
   マイクロソフトのアカウントがあれば、誰でも使用できるweb版Officeソフトです
   本来はofficeがインストールされていないパソコンでファイルを開くためのものですが、作成することもできます
   
※保存先はOne Drive(ワンドライブ)という、マイクロソフトのクラウドに保存されますから、外出先でも使用可能です

   ■使用法
    オンラインのワードを開き、右上にあるマイクのマーク「ディクテーション」をクリックし、マイクの使用を許可します
    文書を読み上げ入力します
    入力が終わったらマイクをオフにします
    ※ 読点、句点、改行などの指示語も使えます
    入力した文書を選択し、左2番目の「クリップボード」をコピーし、自分のワードを起動して貼り付けします
    
 
 4.番外編(音声読み上げ)
   ブラウザの「Edge(エッジ)」にはホームページを読み上げてくれる機能があります
   ホームページ上で「右クリック→音声で読み上げる」をクリックすれば、読み上げをしてくれます
   文字を追うのがつらい時などは、便利な機能です
   ※ワードなどにも読み上げ機能はあります
   ※Chromeも拡張機能追加で使用できますが、あまり精度は高くないのでおすすめしません




iPhoneの音声アシスタント

  ホームボタンまたはサイドボタンを長押しすると、Siriが起動します
  ※設定の「Siriと検索」で「Hey,Siriを聞き取る」がオンになっていれば、「Hey,Siri」と話しかければ起動します
  そのまま会話をするように、いろいろ質問してください
  必要な情報はWebから検索して、表示してくれます
  
  また、アラームやタイマーの設定、道案内などもやってくれます
  その他、俳句やおみくじ、なぞなぞなどや、簡単な会話もこなしてくれます




Androidの音声アシスタント

      ホームボタン長押しで、Google Assistantが起動します
     ※Googleアプリを起動し、「その他」か「自分のアカウント」をタップして、「設定」→「音声」→「Voice Match」で
     「Hey Google」をオンにすれば、「OK Google」と呼びかければ起動します

    使用方法はSiriと同じです 




Amazonの音声アシスタント

      AmazonのスマートスピーカーにはAlexa(アレクサ)という音声アシスタントが搭載されており、スマート家電やプラグなどを登録
      することで、スピーカーに話しかけるだけで、リモコン機能を音声でまかなうことができます
      
※スマート家電に対応していない古い家電でも、Switch Botやスマートプラグを使用することで対応可能です
      
※Amazonのプライム会員でなくても、使用できます

      他にもスマートスピーカーでできることはたくさんあり、指示はすべて音声になります  



補足

     スマホのブラウザ(Safari・Chrome・Edgeなど)に検索ワードを入力するときに、マイクのマークが表示されていれば
     音声入力が可能です
     キーボードが小さくて入力しにくいと思われる方は、音声入力を活用しましょう




 
 
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