AI(人工知能)


  近年、AIの進化はめざましく、前回紹介したsiri(シリ)やAlexa(アレクサ)などの音声アシスタントもその技術を使用しています
  今回は、身近になってきたAIを利用したアプリケーションや、これからの検索が変わってしまう可能性を秘めたChatGPTを中心に
  お話しします
   
   

学習

  2024年度から文科省は学習用デジタル教科書の導入を予定していたりと、デジタル化は教育現場でもすすんでいます
  特にAIと組み合わせ、1人1人の理解度に合わせた問題を作成したりする試みも始まっています
  著しいのは英会話です
  AIと英会話の練習ができたり、VR空間であたかもその場にいるように英会話できるサービスもあります 
  「LingoChamp」や「AI英会話スピークバディ」などが有名ですが、いずれも基本サブスクになります



画像加工

   近頃、タレントさんがAIアバターで、自分の写真を加工している画像を目にすることが増えました
  これは「SNOW」というアプリの機能を使います(有料です)
  
  また「Stable Diffusion」というサイトでは、プロンプトから画像を生成することができます  
  ※プロンプト…指示書のようなもの
  この技術を使うと通常ではありえない画像を作成することもできます
  しかも、生成した画像の著作権は作成した本人になります
  本格的に試してみたい人は「dream studio Lite」で、もっとさまざまな画像を生成することができます
  現在、ベータ版のお試し期間で、標準的なものであれば500枚くらい作成できるそうです
  ※サイトは英語ですが、右クリック→日本語に翻訳で大丈夫です
  ※プロンプトもグーグルの翻訳ページで変換して、コピペしましょう 



  

ChatGPT

     アメリカのOpenAI社が開発した人工ツールで、質問にあった文章を生成してくれます
     普通の検索エンジンと何が違うかというと、創造的な質問にも答えてくれるということです
     例えば、詞や俳句、小説、手紙まで、数秒または数十秒で作成してくれます
     また、エクセルなどではマクロといわれるプログラムを書くツールの代わりをすることもできるようです
      
     先のサイトとは違い、入力は日本語でも大丈夫です
     また、対話型なので答えに対して重ねて質問をするようなことも可能です
     アクセスしやすくなる有料プランもありますが、現在は無料で提供されています
          
     ただ、データの情報が常に最新というわけではないので、古い情報や間違った情報が表示されることもあります
     ChatGPTで作った小論文などは、盗作とみなすなど、気を付けることはまだありそうです

     現在マイクロソフトではBingという検索エンジンにChatGPT-4を使用するテストをしています 
     リンクをクリックするとMicrosoftのEdge(エッジ)ブラウザの使用を勧められます
     Bingにアクセスしたら、画面左上の「チャット」から使用できますが、テスト期間中ということもあり順番待ちになります
     また、利用するにはマイクロソフトのアカウントが必要になります

     グーグル社でも「Bard」というチャットボットを社内テスト中だそうです
     近い将来、このような検索の仕方が主流になりそうです



      ■ChatGPT-3.5
       いきなり英語の画面ですが、焦らず画面左下の「Try ChatGPT」をクリックします
      有料会員でないと、「ChatGPT is at capacity right now」(ChatGPTはただ今定員に達しています)と表示され
      使用できないことがあります
      利用するにあたっては、初回「Log in」・「Sign up」の画面が出るので、「Sign up」をクリックしグーグルかマイクロソフトの
      アカウントを利用して登録をしましょう
      利用可能になると英語の画面が表示されますが、日本語のまま下の枠内に入力すれば大丈夫です
      新しい話題にしたいときは、左上の「+New Chat」の部分をクリックしましょう




        
 
©2022 Y.Hoshino