パソコンのインターフェース


   「インターフェース」はビジネスの用語としても使われていますが、主にIT業界で使用されることが多い言葉です
   「二つの機器をつなげる」的な意味で使われ、機械的、プログラム的、また人とコンピュータの仲介の役割をします
   今回は機械的な意味でのインターフェース(接続端子)を紹介します
   

 

接続端子の種類

   パソコンを側面をぐるっと見回すと、いろいろな接続端子が目に付くと思います
   昔に比べ、パソコンが薄型になったこと、無線でつながる機器が増えたことにより、だいぶすっきりした印象です
   
   無線でつながる規格にはWi-Fi(ワイファイ)・Bluetooth(ブルートゥース)があり、プリンタなどはWi-Fiを使用し、
   スピーカーやイヤホンなどはBluetoothを利用してつなげることが多いです
   マウスはBluetooth接続の物もありますが、一般的には無線2.4GHz接続のレシーバーをさすものが多いです
   他にも外付けHDD(ハードディスク)をWi-FiでネットワークHDDにすることも可能です


USB
(Type-A)
 ユニバーサル・シリアル・バスの頭文字をとってUSBです
 USB1.0が1990年代後半に使われ始め、現在は3.0が主流です
 3シリーズは端子の部分に青い線が見えることが多いです
 互換性はあるので、古い規格のUSBでも使用できます
 汎用性は高く、ほとんどの機器が接続できます
USB Type-C  「タイプシー」と言われる、現在主流になりつつある規格です
 USBは上下逆だとささらないという、わずらわしさがあったため、その不便さを
 解消する 新しい規格です
 Type-Aよりも世代が新しいため、上記の2~4倍の速度でデータのやり取りが
 できるようになりました
 今ではパソコンだけでなく、Androidのスマホやタブレット、iPadの充電用端子
 として普及しています
 ※iPhoneは現在もライトニングといわれる端子を使用しています
  ライトニングも上下を選ばない端子です
HDMI  映像・音声入力端子です
 テレビとパソコン・ブルーレイレコーダー・ゲーム機などをつなぐのに使われています
 前回やったNHKプラスもHDMI接続で、音声も画像も視聴できました
 ※視聴するときは画面を全画面表示にしてください
 画面右下にある、「全画面」と表示される部分をクリック
 やめるときは、もう一度クリックするか、ESCキーで通常画面に戻ります

   他にもUSBにはMini(ミニ)やMicro(マイクロ)がつく端子があり、古いAndroid のスマホやモバイルバッテリーなどの
   充電に使われる端子として使われています
   基本的に規格が違うと、ケーブルは使えないのですが、端子にかぶせて変換するものが100均などでも売っているので、
   異なるケーブルでも断線していなければ使用できます
   
   また、充電に関しては4~5年前からQi(チー)という、置くだけで充電できるスマホが普及しています
   蛇足ですが、充電に時間がかかると思うときは、高速(急速)充電対応の充電器やケーブルを購入してください

   あと必要性は少なくなりましたが、まだSDカードスロットルがついているパソコンも多いです
   SDカードはデジタルカメラのデータ保存用に、MicroSDはAndroidのスマホのデータ保存用に使用されます
   
※MicroSDを使うときは、SDのアダプターが必要です
   iPhoneにはMicroSDは使用できないので、データを外部に保存したいときは、クラウドもしくはライトニングとUSBの2端子の
   ついているUSBメモリやケーブルが必要となります



    前回フリーの時間が少なかったので、今回のスマホはお休みします



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