VRやARで秋の夜長を楽しむ

 
    今回は土曜日のクラスで欠席の方が多いため、軽めのテーマでいきます
    10月も下旬になり、日に日に夜の時間が長くなってきました
    コロナも下火になってきたとはいえ、まだまだ外出は憚られるご時世です
    そんな長い夜の暇つぶしを紹介します

    いろいろな動画サイトや青空文庫など、家にいて楽しめるサイトを数々紹介してきましたが、
    今回テーマに取り上げたのはVR(バーチャルリアリティー)でのツアーです・・・VR=仮想現実
    GOTO静岡も始まり、県内の旅行は推進されているようですが、他県ましてや海外は難しいため、
    旅行会社のZOOMを使ったバーチャルツアーも盛況なようです
    
    今回ご紹介するのは、360度対応のVRツアーです
    パソコンの人はマウスをドラッグ、スマホの人はスマホを傾けたりすると、360度見渡すことができます
    スクロールボタンで、ズーム画面も可能です
    感覚的にはグーグルマップのストリートビューに近いです
    さらに、VRゴーグルがあれば、本当にその場にいるように楽しむことができます
    
※慣れない方は最初3D酔いをすることがありますので、自動回転はやめて少しずつスクロールするとよいかもです


VRツアー

 ■JAPANVRツアー
  まずは、訪れてみたい地域をクリックします
  さらにエリアのマップが出てくるので、その中から場所を選んでクリックします
  画面下に操作ボタンがありますので、画面が動くのが気になる方は、「自動回転」をオフにしてください
  ご自分でドラッグ、ズームなどをして景色を楽しんでください
  
  先に進むときはVのマークをクリックです
  右側にサムネイルが表示されているので、クリックすれば同じ地区の他の場所に移動します
  他の場所を見たいときは、エリア選択画面に戻るか、ブラウザの戻るを使用してください


 ■かはくVR
  国立科学博物館のVRサイトです
  博物館の中を歩いているように展示品を見て楽しむことができます
  VRのメリットは、肉眼でははっきり見ることのできない細かい部分を見ることができることです
  入場してすぐ、フタバスズキリュウの骨格がありますが、ズームとスクロールで観察してみてください
  
  移動はカーソルの先に〇が表示されているので、その位置を変更してクリックで先に進めます
  また、画面左下に「ドールハウス」や「フロアセレクター」のアイコンがあるので、そこから好きなエリアに
  とぶことができます

 ■Google Arts and Culture
  家にいながらにして、絵を鑑賞したり、美術館巡りができます
  基本英語表記ですが、「日本語に翻訳」というボタンが出ますので、クリックしてください
  絵画の鑑賞の他、塗り絵やパズルなども楽しむことができます
  
  トップページのコンテンツをクリックしてもいいですが、特定の画家さんの絵を鑑賞したいときは
  まず、右上の虫眼鏡の検索ボタンをクリックして、画家の名前などを入力します
  ※作品名は英語で入力しないと、ひっかかってきません
   例…ゴッホの「星月夜」であれば「Starry night」
  
  例えば、その「星月夜」を鑑賞したいのであれば、まず検索に「ゴッホ」と入力します
  次に、表示されたリストから、「星月夜」の絵をクリックします
  そうすると、アメリカのMoMAに所蔵されていることがわかり、スクロールすると作品の解説があります
  パソコンはストリートビュー(グーグルマップにある写真の地図)を使って、そのまま美術館に入れます
  また、スマホアプリではArt Projector(アートプロジェクタ)によるAR(拡張現実)が使えるため、
  目の前で作品を鑑賞することもできます



補足

     本格的にVRを楽しみたい場合は、VRゴーグルやヘッドセットなどが必要になります
     ただ、もう少し普及して簡単に利用できるようにならないと、価格も下がってきませんし、
     まだまだ敷居が高いかもしれません
     
     とはいえ、ここ数年で、VRやARが身近なものになりつつあります
     例えば、イケアやLIXILなどでは、実際に家具や住宅設備を配置してイメージすることができます
     またバーチャルフィッティングルームでは洋服の試着イメージを体験できるようになってきています
     
     

 
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